「どうして恋愛がうまくいかないんだろう？」と悩んでいるなら、一度自分の行動を振り返ってみるのがおすすめです。
特に30代になると、恋愛経験が増えたことで無意識のうちに「こうあるべき」という固定観念にとらわれたり、過去の恋愛での失敗を避けようとして、逆に男性を遠ざけてしまうことがあります。
もし「気になる人といい感じなのに関係が深まらない」「付き合っても長続きしない」と感じているなら、あなたの行動が男性に距離を感じさせているのかもしれません。
そこで今回は、30代女性が恋愛でやりがちなNG行動を5つ紹介し、どうすれば改善できるのか具体的に解説していきます。気づけばすぐに実践できるものばかりなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1. 完璧な女性を演じすぎてしまう
つい頑張りすぎてしまう心理とは？
30代の女性は仕事にも慣れ、ある程度のキャリアを築いている人が多くなります。自分のことは自分でできるし、後輩や部下の面倒を見る立場になることも増えます。そのため、恋愛でも「自立した大人の女性」を意識しすぎてしまい、つい「一人でも大丈夫」「頼る必要はない」と思ってしまうことがあります。また、過去に男性に依存しすぎて失敗した経験があると、今度こそ自分で何でもやろうと考えてしまうことも少なくありません。
男性が感じる距離感とは？
しっかりしている女性は魅力的ですが、何でも自分でこなしてしまうと男性は「自分の出番がない」と感じてしまいます。デートの段取りをすべて決めてしまったり、彼が何かしようとしても「私がやるから大丈夫」と言ってしまうと、彼は自分の存在意義を感じにくくなります。また、甘えたり頼ることがほとんどないと「自分は必要とされていないのでは？」と考えてしまい、次第に距離ができてしまうのです。
改善するためには？
恋愛において、相手に頼ることは決して悪いことではありません。小さなことでも「〇〇してくれると嬉しいな」と伝えたり、重い荷物を持ってもらうなど、些細なことで頼ってみましょう。デートのときは「どこ行く？」と彼の意見を聞くことで、一緒に決める楽しさも共有できます。完璧な女性よりも「少し抜けていて、頼られる女性」のほうが男性は安心感を覚えやすいのです。
2. 過去の恋愛と比較してしまう
どうして過去と比べてしまうのか？
恋愛経験が増えると、無意識のうちに「前の彼はこうしてくれた」「元彼ならこんなことで怒らなかった」と考えてしまうことがあります。特に、過去の恋愛が長かったり印象に残るものだった場合、新しい恋人と比べてしまうのは自然なこと。ただ、この比較が口に出たり態度に表れると、男性は良い気持ちがしません。
男性が感じるプレッシャーとは？
男性は基本的に「自分は特別な存在でありたい」と思っています。そのため、「元彼はもっとマメだった」「前の人はこうしてくれた」といった言葉を聞くと、「自分はまだ足りないのか」と落ち込んでしまいます。また「元彼の話をする＝まだ未練があるのでは？」と感じる男性も多く、せっかくの新しい恋愛がうまく進まなくなる原因になってしまうんです。
どうすれば比較をやめられる？
過去の恋愛は「経験」として大切にしつつ、新しい恋愛は新しいものとして向き合うことが大切。もし、つい元彼と比較してしまいそうになったら、「今の彼がしてくれていること」に目を向けるようにしましょう。たとえば、「前の彼のほうが連絡がマメだった」と思ったら、「今の彼は忙しい中でも時間を作ってくれている」とポジティブな視点に変えてみのはどうですか？ 過去と比べるのではなく「今の彼とどんな関係を築いていくか」を考えることで、より良い恋愛ができるようになります。
3. 結婚を意識しすぎて焦ってしまう
なぜ30代になると焦るのか？
30代になると、周囲の友人や同僚が次々と結婚し、「私もそろそろ」と考える女性は少なくありません。また、親や親戚から結婚について聞かれる機会も増え、プレッシャーを感じてしまうこともあります。その結果、恋愛を「結婚相手を見つけるためのもの」と考えてしまい、無意識のうちに焦りが態度に出てしまうことがあります。
男性が感じるプレッシャーとは？
真剣な恋愛は大切ですが、付き合って間もない段階で「結婚する気ある？」と聞かれたり、「将来どう考えてる？」と詰め寄られると、男性はプレッシャーを感じてしまいます。結婚を考えている男性でも、急かされると「もっとゆっくり関係を深めていきたいのに」と感じ、気持ちが冷めてしまうこともあります。
焦らずに関係を深めるには？
結婚を意識することは大切ですが、まずは相手との関係をしっかり築くことが一番大切です。付き合い始めの段階では、まず「一緒にいる時間を楽しむこと」を意識し、結婚の話題を出すタイミングを見極めましょう。たとえば、お互いの価値観やライフスタイルについて自然に話すことで、結婚への意識をすり合わせることができます。焦るのではなく「この人と一緒にいることが楽しい」と思える関係を築くことで、結果的に結婚につながりやすくなるんです。
4. 相手に完璧を求めすぎてしまう
理想が高くなる理由とは？
30代になると、恋愛経験もそれなりに積み、自分なりの「理想の男性像」ができていることが多いです。過去の恋愛を振り返って、「こういう人は合わなかった」「次はもっと〇〇な人がいい」といった基準ができてくると、自然と相手に求めるものが多くなります。また、友人や知人の結婚生活を見聞きする機会も増え、「自分もこのくらいのレベルの人と付き合いたい」と無意識に考えてしまうこともあります。しかし、あまりにも理想が高くなると実際に出会った相手に対して厳しくなり、少しの欠点でも「この人は違う」と判断してしまうことがあるんです。
男性が感じるプレッシャーとは？
最初のうちは、お互いに相手をよく見せようと努力するものですが、あまりにも「こうでなければダメ」といった基準が厳しいと、男性は居心地の悪さを感じてしまいます。たとえば、「もっとエスコートしてほしい」「もっと連絡をマメにしてほしい」といった要求が増えると、彼は「自分は不十分なのか」と感じ、自信をなくしてしまうことがあります。また、「〇〇さんの彼氏はもっと気が利くのに」と他の男性と比較されると、モチベーションが下がり、距離を置きたくなることもあるんです。
どうすれば理想を押しつけずにすむ？
恋愛において、理想を持つことは悪いことではありません。ただし「完璧な人はいない」という前提で相手を見るようにしましょう。欠点に目を向けるのではなく、その人の長所を意識してみると、意外な魅力に気づくこともあります。また、「こうしてほしい」という要求がある場合は、押しつけるのではなく、「〇〇してくれたら嬉しいな」と、前向きな伝え方をするのがおすすめ。お互いに歩み寄りながら関係を築くことで、理想に近い関係を作っていくことができます。
5. 自分に自信がなく、遠慮しすぎてしまう
なぜ遠慮してしまうのか？
恋愛において相手に嫌われたくないという気持ちから、自分の本音を抑えてしまうことがあります。特に30代になると「もう若くないし、無理にわがままを言ったら引かれるかも」「相手に合わせておいたほうがうまくいくのでは？」と考え、ついつい遠慮してしまうことがあるのです。また、過去の恋愛でうまくいかなかった経験があると「私なんかが求めすぎてはいけない」と思い込み、相手の気持ちばかりを優先してしまうこともあります。
男性が感じる物足りなさとは？
一見、控えめで相手に合わせることは良いことのように思えますが、過度な遠慮は男性にとって「何を考えているのかわからない」と感じさせてしまいます。例えば、デートの行き先を決めるときに「どこでもいいよ」と言い続けたり、食事をするときに「何が食べたい？」と聞かれても「何でもいい」と答えてばかりいると、男性は「本当に楽しんでいるのかな？」と不安になることも。自分の意見を言わないことで、相手が「この関係をどう進めていけばいいのかわからない」と感じ、結果的に距離ができてしまうこともあるのです。
遠慮せずに自分を出す方法とは？
相手に嫌われることを恐れるのではなく「自分の気持ちを伝えることは、二人の関係を深めるために必要なこと」と考えましょう。たとえば、デートの行き先を決めるときに「〇〇に行ってみたいな」と提案してみたり、食事をするときに「今日は和食が食べたい気分」と伝えることで、相手も「一緒に楽しもう」という気持ちになります。また、小さなことでも「これ好きなんだ」「こういうことをすると楽しい」と話すことで、彼は「この子といると安心する」と感じ、関係がよりスムーズに進むのです。遠慮しすぎず、自分の気持ちを伝えることを意識することで、もっと自然で楽しい恋愛ができるようになります。
まとめ
恋愛がうまくいかないと感じるときは、知らず知らずのうちに男性を遠ざけてしまう行動をしている可能性があります。
でも、一つひとつの行動を見直して少しずつ改善していくことで、自然と恋愛がスムーズに進むようになります。大切なのは、無理に変わろうとするのではなく、相手との関係を楽しむこと。焦らず、自分らしさを大切にしながら、素敵な恋愛を育んでいきましょう。