「お金を増やすのは難しいけれど、少しでもお得に暮らしたい!」そう思っているなら、ポイ活(ポイント活動)&キャッシュレス決済を上手に活用するのがカギです。うまく取り入れれば日々の買い物や支払いで実質的な節約ができるだけでなく、ポイントを貯めて旅行やショッピングを楽しむことも可能。
とはいえ、「どこから始めたらいいの?」と迷う人も多いはず。
そこで今回は、初心者でもすぐに実践できる「ポイ活&キャッシュレスで得する方法」を詳しく解説します!
1. ポイントが貯まりやすいキャッシュレス決済を選ぶ
キャッシュレス決済を上手に活用すれば、日々の支払いで自動的にポイントが貯まり、実質的な節約につながります。ただし、どの決済方法を選ぶかによってポイントの貯まりやすさが大きく異なるため、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
キャッシュレス決済の種類と特徴
キャッシュレス決済にはさまざまな種類がありますが、主にクレジットカード・QRコード決済・電子マネーの3つが代表的です。
- クレジットカード(例:楽天カード、リクルートカード)
- 基本の還元率が0.5%~1.2%程度
- 年会費無料のものを選べばコストゼロでポイントが貯まる
- 公共料金やサブスクの支払いにも使えて効率的
- QRコード決済(例:PayPay、d払い、楽天ペイ)
- キャンペーン時の還元率が高い(20%還元などの特典も)
- スマホ1つで支払えて便利
- クレジットカードと連携するとポイントの二重取りが可能
- 電子マネー(例:WAON、Suica、iD)
- 事前にチャージして使うので使いすぎを防ぎやすい
- 交通機関やコンビニでの支払いに便利
- チャージ時にポイントが貯まるものを選ぶとお得
高還元率のキャッシュレス決済を選ぶコツ
最も重要なのは、ポイントの還元率が高い決済方法を選ぶことです。たとえば、楽天市場をよく使う人なら楽天カード+楽天ペイを組み合わせると、楽天市場での買い物で最大3%以上の還元を受けることが可能。また、PayPayでは定期的に「超PayPay祭」などの大型還元キャンペーンが実施されるので、タイミングを狙えばかなりの節約につながります。
さらに、支払い方法を一元化するとポイントが分散しないので効率よく貯められます。「あちこちの決済を使いすぎてポイントが分散してしまった…」という事態を防ぐためにも、メインで使うキャッシュレス決済を1~2つに絞るのが理想的です。
2. ポイ活アプリを活用して日常の買い物をお得に!
ポイ活初心者にとって、最も手軽に始められるのがポイ活アプリの活用です。普段の買い物や移動、アンケート回答などで簡単にポイントを貯められるので、無理なく節約を実現できます。
おすすめのポイ活アプリ
- 楽天ポイントスクリーン(広告を見たり、ミッションをこなすだけで楽天ポイントが貯まる)
- CODE(買い物後のレシートを撮影してポイントゲット)
- トリマ(移動するだけでマイルが貯まり、電子マネーやギフト券に交換可能)
- レシーカ(レシートを登録するだけでTポイントやdポイントが貯まる)
特にレシートを撮影してポイントが貯まるアプリは、毎日の買い物のついでにできるため、手間がかかりません。また、「歩くだけ」「動画を見るだけ」でポイントが貯まるアプリもあるので、通勤やスキマ時間を有効活用できます。
ポイ活アプリを最大限活用するコツ
ポイ活アプリを活用するときは、複数のアプリを組み合わせると効率的です。たとえば、買い物の際にレシートを「CODE」と「レシーカ」に同時に登録すれば、1回の買い物で2倍のポイントをゲットできます。また、「移動系アプリ」のトリマを使えば、通勤や買い物の移動時間がそのままポイントになるので、普段の生活の中でコツコツ貯められます。
ただし、ポイ活に夢中になりすぎて「不要な買い物をしてしまう」のは本末転倒。あくまで、普段の生活の中で自然に貯められる範囲で活用しましょう。
3. ポイントの貯め方&使い方を工夫する
ポイ活やキャッシュレス決済で貯まるポイントは、ちょっとした工夫でさらに効率よく貯められるだけでなく、使い方を工夫すれば家計の負担を減らすこともできます。ポイントを無駄にしないために、貯め方と使い方のコツを押さえておきましょう。
ポイントの貯め方の工夫
まず、ポイントを効率よく貯めるためには、「還元率が高い方法」を選ぶことが大切です。例えば、クレジットカードやQRコード決済の中には、特定の条件を満たすことで還元率がアップするものがあります。
- 楽天経済圏を活用する(楽天カード+楽天ペイ+楽天市場の組み合わせでポイント最大16倍)
- 〇〇ペイのキャンペーンを狙う(PayPayやd払いなどは定期的に大きな還元キャンペーンを実施)
- 公共料金やサブスクをポイント還元のあるクレジットカード払いにする(毎月固定の支出で自動的にポイントが貯まる)
また、普段の買い物でレシートアプリを活用すると、さらに効率的にポイントを貯められます。例えば、「レシーカ」「CODE」「ONE」などのアプリでは、レシートを撮影するだけでポイントがもらえるため、ポイ活初心者にもおすすめです。
貯めたポイントの使い方の工夫
せっかく貯めたポイントも、無駄に使ってしまっては節約効果が薄れてしまいます。ポイントの賢い使い方のポイントは、「現金の支出を減らす」ことに重点を置くことです。
- 食費や日用品の購入に使う(楽天ポイントを楽天西友ネットスーパーで利用する、dポイントをマクドナルドやファミマで使う)
- ふるさと納税に活用する(楽天ポイントでふるさと納税の支払いをすれば、自己負担の2,000円分もポイントで補填できる)
- 固定費の支払いに充てる(携帯料金や公共料金の支払いにポイントを充当できるサービスを活用する)
また、貯まったポイントを長期間放置すると有効期限が切れてしまうこともあるので、定期的にポイントの管理をすることも大切です。
4. 無駄な支出にならないように注意!
ポイ活やキャッシュレス決済は便利でお得ですが、使い方を間違えると逆に無駄な支出を増やしてしまうこともあります。特に、「ポイントを貯めるために不要な買い物をする」「お得に見えて実は損をしている」というケースには注意が必要です。
「ポイントを貯めるためのムダ遣い」を防ぐ
ポイ活をしていると、「あと〇〇円買えばポイントアップ!」というキャンペーンについ惹かれてしまうことがあります。しかし、ポイントを貯めるために余計な買い物をしてしまうと、本末転倒になってしまいます。
たとえば…
✖️「あと1,000円でポイント5倍だから、必要ないけどお菓子を追加しよう」
◯「買う予定だった日用品を前倒しで購入し、無駄なくポイントをゲット」
このように「本当に必要なものか?」をしっかり考えてから買うようにすると、ムダ遣いを防ぐことができます。
「お得に見えて損」にならないようにする
「割引率が高い」「ポイント還元がすごい」などの言葉につられて、実は損をしているケースも少なくありません。例えば、期間限定ポイントを無理に使おうとして不要なものを買ってしまうのは典型的な失敗例です。
また、キャッシュレス決済やクレジットカードの利用で、気づかないうちに使いすぎてしまうのも要注意。現金と違い、支払い時の金銭的な感覚が薄れやすいため、「気づいたら今月使いすぎていた…」ということが起こりがちです。
これを防ぐためには…
- 家計簿アプリを活用し、支出を可視化する(マネーフォワードME、Zaimなど)
- キャッシュレス決済は「予算」を決めて利用する(月〇万円まで、など上限を設定)
- 「使うための買い物」はしない(ポイント消費のために無理に買い物をしない)
こうしたルールを作ることで、ポイ活をしながらもしっかり節約できるようになります。
まとめ:ポイ活&キャッシュレスで無理なく賢く節約
ポイ活とキャッシュレス決済をうまく活用すれば、普段の生活で得られるお得感が大きく変わります。ただし、無駄遣いに気をつけながら、自分に合ったやり方を選ぶことが大切。
まずは「高還元率のキャッシュレス決済を使う」「ポイ活アプリを活用する」「貯めたポイントを上手に使う」という3つのステップから始めてみましょう。
毎日のちょっとした工夫が、将来の大きな節約につながりますよ!