忙しい毎日の中で、心と体を整える「マインドフルネス」を取り入れることで充実感や幸福感がぐっと高まります。
ストレスが多い現代社会だからこそ、ちょっとした習慣を意識するだけで穏やかで前向きな気持ちを育むことができます。
今回は無理なく実践できるマインドフルネス習慣を8つご紹介します。
【マインドフルネスとは】
「過去や未来ではなく、今・ここで起こっているものごとを体験し、ただ目の前のことに集中する状態を指します。
今、この瞬間の自分の心身・周りの状況に集中し、自分の思考・感情・行動などについて善悪の判断や評価をせず、ありのままを観察する方法です。」
引用:健康経営DSマガジン
1. 朝の深呼吸で一日のスタートを整える
朝起きてすぐの時間に深呼吸をすることで心を落ち着かせ、リラックスした状態で一日をスタートできます。
寝起きは交感神経が優位になりがちですが、ゆっくりとした腹式呼吸を意識することで、自律神経を整え、穏やかな気持ちを作ることができます。
3秒で息を吸い、4秒間キープし、6秒かけてゆっくり吐く。
このシンプルな習慣を続けるだけで、心が安定しやすくなります。
2. 食事を五感で味わう「マインドフル・イーティング」
スマホを見ながら食事をしたり、急いで食べたりすると、食べ物の味や香りを十分に楽しめません。
「マインドフル・イーティング」とは、食事に集中し、五感をフルに使って味わうこと。
食材の色・香り・食感をじっくり感じながらゆっくりと噛んで味わうことで、満足感が高まり暴飲暴食を防ぐ効果も。
美味しいものを丁寧に味わうことで、心にも余裕が生まれます。
3. 1日5分の瞑想で心をリセット
瞑想は、ストレスの軽減や集中力向上に効果的なマインドフルネス習慣のひとつです。
忙しい日々の中でも1日5分だけ静かな時間を作り、自分の呼吸に意識を向けてみましょう。
目を閉じて、ゆっくりと呼吸するだけでも、心が落ち着き、リラックスできます。
特に寝る前や仕事の合間に取り入れると、ストレスが和らぎ気持ちがクリアになります。
4. 「今、この瞬間」に集中するマインドフルネス散歩
ウォーキングをする際に、ただ歩くだけではなく意識的に周囲の景色や音に目を向けてみましょう。
風の音、鳥のさえずり、足元の感触など、普段気づかない小さな変化に意識を向けることで、心が落ち着き、リフレッシュできます。
特に公園や自然の中を歩くと、よりリラックスできるのでおすすめです。
5. 1日1回、感謝の気持ちを言葉にする
感謝の気持ちを意識すると、日常の幸福度が大きく変わります。
忙しいと「当たり前」になってしまいがちなことも、意識的に感謝することでポジティブな気持ちになれます。
たとえば「今日も美味しいコーヒーを飲めた」「同僚が親切にしてくれた」など、小さなことでも構いません。
1日1回、口に出して感謝を伝えたり、日記に書き留めたりすると、心が穏やかになります。
6. スマホから離れてデジタルデトックス
常にスマホを見ていると脳が情報過多になり、疲れやストレスが溜まりやすくなります。
1日のうち数時間はスマホを手放し、意識的にデジタルデトックスを行いましょう。
たとえば、寝る1時間前はスマホを見ない、お風呂や食事中はスマホを遠ざけるなど、小さなルールを決めるだけでも効果的です。
スマホの通知をオフにすることで、心の余裕が生まれます。
7. 好きな香りを楽しむアロマテラピー
香りは脳に直接働きかけ、気持ちをリラックスさせる効果があります。
自分の好きなアロマオイルを活用し、リラックスする時間を作りましょう。
ラベンダーの香りはリラックス効果があり、柑橘系の香りは気分を明るくしてくれます。
寝る前にアロマを焚いたり、仕事の合間に香りを取り入れることで、リフレッシュしやすくなります。
8. 夜のルーティンで心を整える
1日の終わりに心と体をリラックスさせる夜のルーティンを取り入れると、質の良い睡眠につながります。
温かいお風呂に浸かる、ストレッチをする、リラックスできる音楽を聴くなど、自分に合ったリラックス方法を見つけましょう。
寝る前にスマホを見ずに、本を読んだり、軽い瞑想をするのもおすすめ。
夜の時間を大切にすることで、翌朝すっきりと目覚められます。
まとめ
マインドフルネスを日常に取り入れることで、心が整い、ストレスが軽減され、より充実した毎日を送ることができます。
無理なくできる習慣から始めて、自分に合ったマインドフルネスを楽しんでみましょう!